桃太郎コレクション

桃太郎と出会える施設と個人コレクション。

 


●旧桃太郎資料館 旧小久保コレクション(旧小川コレクション)

 

在野の桃太郎研究家故小久保桃江さんのコレクション、没後小川さんに引き取られ桃太郎資料館として公開。

同時に東京都渋谷にあった西武百貨店キッズファームパオ閉店の際、屋上にあった桃太郎神社(犬山桃太郎神社の分祀)を小久保が譲り受けこれも資料館に隣接して移設されている。
総点数3,000点とも言われ、江戸期の桃太郎絵巻を始め学術的に貴重な文献も多数含まれており貴重な資料群といえる。

*2021年10月山梨県大月市の個人の方が譲り受けた。


犬山桃太郎神社 桃太郎宝物館

   愛知県犬山市栗栖大平853

 

鬼の子のミイラの写真や、鬼の珍宝や、鬼の金棒、鬼の頭のミイラなど珍しいB級アイテムが一杯。
人形や絵本、掛け軸など多数所蔵展示されている。

江戸期の桃太郎絵巻は、現存が確認されかつ時代が確認・推定出来るもので最古のもの。


●兵庫県立歴史博物館 入江コレクション

   兵庫県姫路市本町68番地

 

大阪の児童文化史研究家であった故入江正彦さんが35年にわたって収集した子ども文化に関するコレクションで、没後平成12年(2000)に亡くなられた後、遺族の厚志によって館に一括寄贈された。
その内容は玩具・書籍・教育資料・生活用品・衣服など多岐に及んでおり、
その総数は約11万点に達する膨大なものである。質・量ともに全国的に有数の児童文化資料。
桃太郎関連の資料も多数含まれる。
館内の2階こどもはくぶつかんに所蔵。


●桃太郎のからくり博物館

   岡山県倉敷市本町5-11

 

目の錯覚を利用した、からくりが人気。

鬼が飛び出すスリルいっぱいの洞窟探検「鬼ヶ島」などの体感型アトラクションもあります。

館内には桃太郎の歴史資料(古文献、絵本、玩具、浮世絵等)も展示されています。 

館長はちくわ笛奏者の住宅正人さん。


●桃たろう美術館

   岡山県岡山市北区表町6-61(三香堂2階)

 

桃太郎の人形、絵などを収集展示している。その多くは、招福絵師の園山春二氏の作品。



●岡山シティーミュージアム

   岡山市北区駅元町15-1

 

平成17(2005)年、岡山市デジタルミュージアムとしてオープン、オープニング企画展「おかやまと桃太郎展」開催。平成24(2012)年岡山シティミュージアムに名称を変更。以後、「おかやまと桃太郎展2」を開催し、令和元年「おかやまと桃太郎展3」を開催

江戸期の桃太郎絵巻を所蔵するほか、常設展示でも桃太郎関連資料を展示している。また桃太郎関連記録も映像化して保存している。


 

【個人コレクション】


●大久保コレクション (個人コレクション)

   愛知県東海市


小久保さんが立ち上げた、日本桃太郎の会発足時(平成2年)からの会員。

連合会事務局資料室を担っており桃太郎の会・サミットを含めた桃太郎関連の資料収集にも努めている。
総数は2,000点以上。

郷土玩具を含む人形・玩具関連は800点ほどあり日本随一のコレクション。

絵本を含む書籍・資料600点ほど、紙物500点ほど、食器・食品・雑貨など200点ほど。

ブログでもコレクションを紹介しています。

予約をすれば見学可。